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星の宮
 
参考資料
星の宮

   旧所在地:石岡市府中五丁目6番
   現所在地:石岡市総社二丁目・常陸国総社宮

   祭神:天香々背男命

 国府時代の天平年間「府中三光の宮」のひとつとして建てられた。国府地割は、正南北の方位に造られ、国府の北に「星の宮」を祀った。
 「星の宮」と国衙を結ぶと、正南北の線上になり、国衙から見て、「北極星」の位置に建てられたといわれ、北極星信仰のあらわれである。
 当時は、国府在庁官吏が、祭典を行ったが、後に香丸町の氏神とされ、毎年祭事が行われた。現在は、総社宮に合祀されており、当時の場所にはない。

<石岡の歴史と文化 平成8年3月発行> 石岡市歴史ボランティアの会編集 石岡市教育委員会発行
( 登録No.112/08.11.07 )