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薬師如来坐像
 
案内板
薬師如来坐像 (市指定有形文化財(彫刻))

   所在地:石岡市菖蒲沢
   指定年月日:昭和43年3月15日

 この坐像は昔から「薬師様」と呼ばれているが、坐像の形態は釈迦像に類し、真の薬師如来像は、この坐像の胎内に在ったといわれていた。しかしその真偽は不詳であるが、筑波四面の薬師(菖蒲沢・小幡・椎尾・東成寺)と称し広い地域の人々より信仰されていた。
 坐像は二度の火災から村人に救われたが、記録を焼失し由来も不詳。概ね室町期の作と推察される。

   石岡市教育委員会
( 登録No.109/07.05.18 )