西光院本堂 (県指定文化財(建造物)) バナー
 
西光院本堂
 
メモ
西光院本堂さいこういんほんどう (県指定文化財けんしていぶんかざい

 西光院は峰寺みねでらとしてひろられていていて、平安時代へいあんじだい初期しょき大同だいどうねん(807年)、きょうから徳一大師とくいつだいしにより開山かいざんしたとつたえられています。 
 本堂ほんどう本県ほんけんではめずらしい懸造かけづくりで、がけ巨大石仏きょだいせきぶつ上半身じょうはんしんおおうようにつくられていています。関東かんとう清水寺きよみずでらわれていて、廻廊かいろうからのながめはすばらしい。
 一度いちど焼失しょうしつしたため、いま建物たてもの江戸時代えどじだい末期まっき再建さいけんされたものと推定すいていされています  
案内板要約
西光院本堂(県指定文化財(建造物))

   所在地:石岡市吉生
   指定年月日:昭和45年9月28日

 西光院は峰寺として広く知られていていて、平安時代初期(大同2年(807年))、京から来た徳一大師により開山したと伝えられている。当初は法相宗であったが、今は天台宗である。
 本堂は本県では類例の無い懸造りで、崖の巨大石仏の上半身を被うように作られていている。岩肌に脚柱を建て舞台型を作った上に、寄棟造り瓦棒鉄板葺の本体が組まれている。一度焼失したため、現存の建物は江戸時代末期頃に再建されたものと推定されている。
 関東の清水寺と言われていて、廻廊からの眺めはすばらしい。
( 登録No.091/05.08.20 2版 10.02.20 )