常陸国総社宮随身像(左大臣・右大臣) (市指定有形文化財(彫刻)) バナー
 
常陸国総社宮随身像
 
メモ
常陸国総社宮随身像(左大臣・右大臣) (市指定有形文化財(彫刻))

   所在地:石岡市総社二丁目8番1号(総社宮)
   指定年月日:昭和60年11月8日

 これ等二つの像は、総社宮神門の左右に配されています。大きさは、左大臣が約86cm、右大臣が約85cmで、ヒノキ材、寄木造り、挿首型、胡粉下地の彩色仕上です。持物、冠部飾り逸失など一部損傷はありますが、全体に保存状態は良好で、武人の気迫や重厚さが良く表わされています。
 製作は首柄への記載によれば、延宝8年(1680)、京都の仏師寂幻作とされています。
( 登録No.089/05.04.01 )