護身地蔵 | ![]() |
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参考資料 |
護身地蔵 所在地:石岡市国府五丁目7番 以前は現在の6号国道の貝地交差点あたりにあったが、6号国道が建設される際に移転した。 新設されたお堂は間口3.65mで地蔵格子付、奥行3m、屋根は瓦葺である。この本尊は、かっては石の地蔵尊であったが、昭和4年の大火の折、崩壊してしまった。現在は木造の地蔵尊である。また堂内には立派な木魚が置いてある。 縁日は旧暦7月24日である。ここはなぜか藁苞に野菜のくずや布切れなどのゴミを詰めて奉納するのが習わしであるという。 この地蔵尊には次のような縁起がある。昔、一人の武士がこの地蔵尊の傍らで休んでいたところ、通りかかった浪人体の男がいきなり斬りつけてきた。武士はとっさに身をかわした。その時、地蔵尊が浪人の足元に倒れたので、武士は難を逃れることができた。武士は地蔵尊の御利益に感謝し、所持金を奉納した。村人はそれを基にしてお堂を建て、その名を護身地蔵と称したという。 <石岡の歴史と文化 平成8年3月発行> 石岡市歴史ボランティアの会編集 石岡市教育委員会発行 |
( 登録No.086/05.02.16 ) |
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