本浄寺 | ![]() |
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参考資料 |
本浄寺 所在地:石岡市府中ニ丁目4番39号 山院寺号:大谷派大光山本浄寺 宗派:浄土真宗東本願寺 本尊:阿弥陀如来 寺宝:親鸞上人直筆の袈裟懸の名号 寺の創建は天平宝字年間(754〜764)で開基者は順誓法橋という人である。法橋は国分寺に滞在し、一寺建立を思い立ち創建したのが紫雲山西照院で、京都禅林寺の末寺で真言宗の寺であった。場所は尼寺ケ原である。創建より450年後の建暦2年(1212)に、親鸞聖人が常陸国に衆生化益のために布教、鹿島神社に数回参籠の途中にこの寺に立ち寄っている。その時の住職は信円法眼という人で、親鸞の念仏門に帰依し、真言宗を浄土真宗に改宗し、寺号を大光山本浄寺とした。信円は鹿島神社の神官で、土佐守藤原政信という人である。天正8年(1580)火災のため焼失、その後、慶長17年(1611)領主六郷兵庫頭の老臣甲田三郎兵衛藤原宗旭が、尼寺ケ原の地より現在の地に再建した。 天保3年、弘化2年、明治3年と3度焼失、明治11年3月に造営を行い、大正6年の暴風雨のため大破した。大正7年に古寺を購入し、改修した。本堂は珍しい「おがみ鬼形式」の屋根である。 <石岡の歴史と文化 平成8年3月発行> 石岡市歴史ボランティアの会編集 石岡市教育委員会発行 |
( 登録No.083/05.02.02 ) |
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