佐自塚古墳 (市指定史跡) バナー
 
佐自塚古墳
 
案内板要約
佐自塚古墳(市指定史跡)

   所在地:石岡市佐久
   指定年月日:昭和43年3月15日

 佐自塚古墳は、主軸長58m、後円部の径35m高さ6m、前方部の幅27m高さ4.3mで、前期形式の前方後円墳です。
 学術調査が昭和38年に行われ、多数の埋葬品が発見されました。後円部で発見された全長6mの粘土棺構造の埋葬施設からは、勾玉、管玉、小玉、竹櫛、刀子、壷型土師器が、また棺外からも器台、小型壷、高坏などの土師器が出土、さらに前方部からは穿孔のある壷型土師器が出土しました。
 大型の粘土棺を内部構造主体としたこの古墳は、学術的価値が極めて高く、五世紀中頃の築造とみられています。
( 登録No.060/04.03.24 )