盛賢寺 | ![]() |
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案内板 |
盛賢寺の文化財 所在地:石岡市大字井関1024番地 寺号:本願院霊通山盛賢寺 宗派:真言宗 本尊:大日如来 盛賢寺は、元禄2年(1689)徳川光圀の命により、那珂郡額田村(那珂町)より曳寺し、玄盛和尚を中興として開山したといわれる。その後、慶応年間(1865〜1868)から明治初年にかけて無住となり、過去帳はじめ文書や仏具類が散逸した。 境内にある阿弥陀堂の縁日は旧暦の正月15日と7月15日で、とくに正月15日の縁日は「嫁くらべ」と呼ばれた。その年に嫁をもらった家では、阿弥陀堂に参詣し、おたがいに嫁自慢をしたといわれる。 寺宝には、開山のとき光圀より拝領したという伝狩野正信の「十六善神」の絵画、伝春日仏師作の阿弥陀如来像がある。 *市指定文化財(昭和53年9月11日指定)* 盛賢寺阿弥陀堂(建造物) 以前は茅葺であったが、昭和58年銅板葺に修復された。 木造仁王像(彫刻) 仁王像は偉大な力をもつ金剛杵を手にし、二体ならんで寺門の入口を守るので二王ともいわれなじみ深い。 像容は、上半身裸体で、頭髪はかずらを結び、金剛杵をふりあげて念怒の相を示している。市内においては良く保存されている仁王像として貴重である。 昭和60年2月 石岡市教育委員会 石岡市文化財保護審議会 |
( 登録No.052/04.01.09 ) |
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