宮平遺跡 | ![]() |
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参考資料 |
宮平遺跡 所在地:石岡市大字染谷字宮平1630番地 石岡市の北西端にある龍神山、その南の山麓に広がる台地にあるのが宮平遺跡で、そこに「常陸風土記の丘」が造られた。その遺跡の標高は30〜40mで、南には谷津につながる金山池がある。 その発掘調査は石岡市が「生涯学習の里づくり」「鹿の子遺跡公園整備」事業を計画したことによって、昭和63年8月から平成元年2月まで、石岡市教育委員会によって実施された。このことにより、ほぼ台地上の前面に集落跡の存在が想定されたのである。その結果、旧石器時代から奈良時代にわたる大遺跡であることが判明した。 古墳時代においては和泉式の土器を伴う集落跡や、鬼高式の土器を伴う集落跡も多く発見された。 また、この時代の住居跡から特に注目された出土品の一つに「巴形銅器」がある。これは巴の形をした小型の青銅製品であり、盾などに付けられた飾り金具の一種である。全国的にも出土総数は少なく、茨城県内では初めての出土品である。 <石岡の歴史と文化 平成8年3月発行> 石岡市歴史ボランティアの会編集 石岡市教育委員会発行 |
( 登録No.047/03.12.23 ) |
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