木造十一面観音立像 (県指定有形文化財(彫刻)) | ![]() |
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木造十一面観音立像 (県指定有形文化財(彫刻)) 所在地:石岡市若宮一丁目8番23号 指定年月日:昭和40年2月24日 寄木造、漆箔、一躯、像高141センチメートル。像容は高い宝髻、面長な面相、心持ち腰を左にひねり、姿に変化をもたせている。折り返して二段に設けた裳が複雑な衣文をつくり、それが下方に長く垂れて刻む彫り口など、宋風の影響が強くみられ、制作年代は室町時代と思われる。天冠台上の化仏はすべて失われている。技法・表現とも地方化がみられ、在地仏師の造立であろう。 この十一面観音は、かってこのあたりに置かれた長法(峯)寺にあったものと伝えられる。 昭和60年1月 石岡市教育委員会 石岡市文化財保護審議会 |
( 登録No.039/02.04.19 2版 10.03.06 ) |
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