万福寺 | ![]() |
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案内板 |
万福寺の文化財 所在地:石岡市茨城1丁目12番21号 寺号:光林山万福寺 宗派:曹洞宗 本尊:阿弥陀如来 万福寺は、寺伝によれば、税所氏の菩提寺として建立されたといわれる。税所とは、国衙で国内の正税や官物の収納をつかさどる官職であり、常陸国では百済氏が代々その職を世襲したので、のちに職名税所を姓とするようになったという。 万福寺裏には税所氏の墓石といわれる五輪塔数基が存在する。 *県指定文化財(昭和40年2月24日指定)* 銅像阿弥陀如来三尊像(彫刻) 阿弥陀如来及両脇侍立像、銅造鍍金三躯。像高は中尊49.2センチメートル、観音33.8センチメートル、勢至33.5センチメートル。 永仁3年(1295)の造立銘があり、典型的な善光寺式阿弥陀三尊像である。三尊とも一鋳からなり、中尊は蟻柄差し、両脇侍は両肩蟻柄差し。 宝冠正面に化仏などを差し込んだ穴が残っている。 中尊像内の心木には年紀のほか、檀那・勧進僧・大工などの人名が記され善光寺式の基準作の一つである。 昭和60年2月 石岡市教育委員会 石岡市文化財保護審議会 |
( 登録No.020/02.02.08 ) |
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